今年もジャナグルの子供たちと水道筋で会える!
2019年05月25日

~水道筋で本物のアフリカンビートを~
初めてジャナグルを水道筋に招いて公演を行ったのは2012年でした。今年で8回目になります。
毎回エネルギッシュなアフリカ ジンバブエの伝統音楽とダンスを見せていただいてます。
でも久しぶりなので、ジャナグルと彼らの生活するジンバブエについて少し書かせていただきます。
まずジンバブエって国は南部アフリカにある内陸国で1980年まではイギリスの植民地でローデシア共和国という国名でした。
かつての南アフリカ同様にアパルトヘイトが行われていました。
独立後も激しい内戦が続き多くの犠牲者を出し、経済も失業率94%という最悪のインフレ率という
社会的にたいへんな国でした。
このような状況のなか生まれ、育っていかなければならない子供たちの存在に強い問題意識を持ち現地で
暮らし教育支援活動を行う日本人女性がいます。北海道小樽出身の高橋朋子さんです。
彼女は独立後も白人レコード会社1社ががジンバブエの音楽業界を独占し続けていることを打破するため
音楽プロダクションを設立、黒人のミュージシャンが自分たちの音楽を管理できるシステム作りを行い、
さらに音楽を通じて教育支援を行う学校、ジャナグル・アートセンターを建設、
ジンバブエのストリート・チルドレンや孤児など、恵まれない境遇にある子どもたちを引き取り、
現地に伝わる伝統的なドラムなどの楽器の学習や演奏活動を通じて、
教育の機会を与えているNGO活動を長年続けています。
このジャナグル・アートセンターでは、子どもたちの実践的な演奏活動を通じた国際交流を重視しており、
普段の練習や活動、教育の他に、日本だけでなくヨーロッパやアメリカなど世界各地での演奏旅行を行っています。
そんな活動を続けていた高橋さんとジャナグルの子供たちと出会いがあって2012年に水道筋初公演を開催できました。
それから毎年エルナード商店街で続けている「子供たちの笑顔のためにプロジェクト」で再会することができています。
そして今年で8回目の水道筋での公演を、6月14日金曜日に開催します。たくさんの人に観ていただきたいです。
母国の伝統文化を勉強し守ろうとがんばっている子供たちと出会っていただきたいです。
ジャングルの小学生や中学生と同じ年頃の子供たちにもぜひ観ていただきたいです。
そしてジンバブエって国も知っていただく機会になればと思っています。
開催日:2019年6月14日(金)
16:00~ ゑみや洋服店前(ミニライブ 4丁目)
19:00~ うどん な也2F(2丁目)
※入場無料ですがジャナグルアートセンター活動支援のための募金をお願いしています。
※会場では手作りのアフリカンアートなどジンバブエからお持ちのグッズを販売します。
たくさんのご来場お待ちいたしております!
Posted by 水道筋根多帳 at 18:56│イベント情報│ミュージックイベント